あぶないカカ(仮)

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誰かの鼻くそまんきんたんのせいで大事な打ち合わせに集中出来なかった話

おはようございます。

まりのです。

 

GW明けは朝からバタバタでした。

お昼から大事な打ち合わせがあり、そこで鼻くそまんきんたん事件が発生しました。

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午後三時から社内アプリの開発で大事な打ち合わせがありました。

私と課長と業者の方3名の計5名での打ち合わせでした。

事前にPCやアプリに弱い課長に、

『私は分からないから、まりのさん頼んだよ』

とか言われていたので、ほんとに責任重大で大事な打ち合わせでした。

 

応接室に入り、それぞれ席に着くと早速、

業者さんが資料を取り出し、色々と細かく説明を始めました。

聞き逃すとまずいので必死に聞かなければ!

と真剣に資料に目をやりつつ聞いていると……

なんと、業者さんの手元付近に鼻くそまんきんたんが落ちているではありませんか!!

しかも、驚くことにご丁寧に鼻毛というサービスまでつけて!!

残念なことに誰も鼻をほじっている様子はなかったので、持ち主が誰なのか、

一体誰の落とし物なのか分かりません。

取り合えず5名+鼻くそまんきんたんの6名での打ち合わせになりました。

 

一体誰のだ?

もしや、こいつのか?

と一番まんきんたんに近い業者さんを疑いつつ、笑いを堪えました。

笑ってはいけないと思えば思う程、笑いが出てきて堪えるのに必死でした。

まるで恋する乙女のように鼻くそまんきんたんの今後の行く末が

気になって気になって、目が離せなくなりました。

もう打ち合わせどころではありません。

この中の誰かが気付いたらどういう反応をするのだろうか?

潔く自己申告するのだろうか?

 それともこっそり持ち帰るのだろうか?

 

私はなぜか見つかってはいけない気がしてドキドキしていました。

 

しばらく気が気じゃない様子で説明を聞き、

ふと鼻くそまんきんたんに目をやると

先程まで大人しく説明を聞いていたはずのまんきんたんがいない…。

えっ?いない…。

どこへ行ったの?まんきんたん…。

えっ!?だめだよ!!

そんなとこにくっついちゃ!!

だめってばーーーーーーー!!

おいおいおいおい、耐えられないから!!

なにおちゃらけてんのよ!!

 

 

なんと、業者さんの手にくっついてました…。

小指の下の方…。俗にいう結婚線の辺りに…。

ご丁寧に鼻毛まで一緒に……。

ますます、こいつ業者さんが怪しい。

もう怪しいので、こいつの事を業者さんではなく、きんたん

通称キン太と命名します。

さすがに発見した時は肩がプルプル震え、吹きそうになりましたよ。

思わず、目を見開きあっと言ってしまいましたが、

そこは上手い具合にかわしました。

 

キン太が身振り手振りで説明するたびに、

まんきんたんが飛んでいきそうでヒヤヒヤしました。

が、そこはさすがの粘着力!!しっかり、くっついています。

ベテランですね!

ふと私がこれだけ気になっているのに、

対面にいる課長は気が付いていないのだろうかと疑問に思った。

が、さすが真面目な課長!

真っ直ぐキン太の目をみて真剣にウンウン言いながら聞いている。

もう一人の業者さんはどうだろうか?

彼は前しか向いていない。

多分彼ははなから打ち合わせに参加していないのだろう。

私もだ。

もう一人の業者さんは課長を見つめている。

 

まんきんたんはこの先どうなるのか、キン太が連れて帰るのか。

それとも、ここに置いていくのか。

そんな事を考えながらキン太の手に目をやると、

再びまんきんたんは行方不明になっていた。

なるべく、気づかれない様にキョロッ、キョロッと見回すと、

先程粘着力を使い過ぎたのか、キン太の目の前に力なく落下している。

これは、まずいぞ。

そろそろ、対面にいる課長か、まんきんたんの真上にいるキン太が気が付くぞ。

ソワソワする。

ソワソワする。

ソワソワ……

 

あっ、ついにキン太がまんきんたんの存在に気が付いた!!

 

どうなるまんきんたん!どうするキン太!

 

キン太はまんきんたんに目をやり、しばらくみつめていました。

とういうか、見つめ合っていました。

 

そして、さりげな~く手でまんきんたんを床に落とそうと、

さっと机を払うしぐさをしました。

が、失敗しまんきんたんは机にくっついていました。

それを見たキン太が一瞬目を見開き、

えっ?

みたいな顔をするので、

吹きそうになりました。

 

いやいや、えっ?じゃなくて、粘着力あるからね!

さっきまでキン太の手に付いてたからね!

それ鼻くそだからね!

てか、お前のだろ?

とか、考えているとますます笑いを堪えられなくなり、

咳払いで誤魔化すのに精一杯でした。

 

結局、まんきんたんは強めにキン太の人差し指で払われ、机の下に落下しました。

ようやく、まんきんたんがいなくなり打ち合わせに集中できる頃には

打ち合わせはほぼほぼ終わりに近づいていました。

まんきんたんとキン太のおかげで次回打ち合わせまでに

自力で資料を読み漁り、資料を作る羽目になりました…。

一体私は何をしていたんだろうか。。

 

キン太へ

鼻くそまんきんたん(鼻毛付)の事、

誰も気が付いていないと思ってるかもしれないけど、

はじめからずっと見てたよ。

さりげなく落下させたつもりかもしれないけど、

ちゃんと見てたよ。

自分の鼻くそは責任をもってちゃんと持って帰って下さい。

取りに来て下さい。

 

Fin