作戦は失敗に終わった…orz
こんにちわ( ゚∀゚)ノ
まりのです。
みなさんは、子供の頃どーーーしても欲しかったものはありますか?
我が家はおこづかい制度ではなく随時事前申請制度が採用されていました。
事前申請制度はハードルが高く許可される可能性は2%ぐらいです。
例えば
私『お母さん、〇〇欲しいから買って!!』
母『は?それいる?まだ使えるでしょ!』
却下!!
私『お母さん、このお菓子買っていい?』
母『ダメ!100円まで!』
却下!!
私『お母さ……』
母『ダメ』←はえーよ
てな感じで、ほぼ私の申請は却下されておりました。
私の母親、毒親とまではいきませんが割と冷たい人です。
幼い頃は怒ると本当に怖かったです。ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
まりのちゃ~ん!もう可愛すぎっ!ぎゅっ!ってタイプでは決してありません。
申請しても申請しても却下。
こいつマジでケチだなと嫌気がさし始めていました。
そんな時、逆に申請しなかったらいんじゃね?とか思ったわけですよ。
よしっ!!いざ決行!
これより、こそこそ作戦を開始します!!(゚∀゚)神のヨカーン
行きなれたスーパー、ターゲットの位置確認。
ターゲット確保!!
こいつがどーしても欲しかったのです。
一体何度申請したことか……。
オサレすぎて倒れそう…。
手に入るかもしれない期待と不安でドキドキしていた。
母上にブツが見つからない様に近づく。
籠の中は程よく商品が入っている。
母上はぶっこみタイプなので籠の中を整理することなく乱雑に上へ上へと商品が詰め込まれている。
どうやら、母上は肉を吟味しているようだ。
今しかない!!
気付かれない様に、悟られない様に、冷静かつ迅速にブツを籠の一番下へと入れてやった。
母上はまだ肉を吟味している。
よし!!成功したぞ!!
あとは気付かれずにレジへと進むだけだ!!
母上『あっ、まりのいたの?』
私 Σ(ロ゚ ノ)ノビクッ!
『なっ、なに?』
母上『牛乳とってきて』
なんだよ!びっくりするじゃねーか!バレたかと思ったわ!
牛乳ぐらいとってきてやるよ!ブツはそのご褒美だぜ( ̄ー+ ̄)キラーン
とか思いながら、
私 『わかった!』
時は流れ、幸運にもブツは見つからないままレジへ。
これはもう貰ったも同然だ。
まさか、公衆の面前で母上が怒ることなどありえないだろう。
なーんだ、簡単だったな!ちょろいぜ!
私はもうこそこそ作戦が成功したものと思いニヤニヤしていた(・∀・)ニヤニヤ
ピッ。185円。ピッ。238円。ピッ。98円。
もう少しでブツだ!!みっ、見えてきたぞ!!
えっ!?
母上『ごるぁぁ、まりの(キ`゚Д゚´)㌦ァ!! 』
もうね、こんな可愛い顔文字じゃ伝えられない。
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
アナタハダレデスカ?ワタシアナタシラナイヨ
怒りのボルテージMAXの母上は巻き舌で、ヤ〇ザが来たのかと思いましたよ。
続けて
『お前何入れとんや、ええ加減にせーよ』
ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
バチンっ
(ノДT)アゥゥ
店員さん『(゚ロ゚;)!?どどどどーされますか?』
母上『すみませんね~、このバカ娘が勝手に入れたんですよ。返してください』
私『いーやーだー、ごめんなんさい、買って買って買ってーー』
店員さん (p・Д・;)アセアセ
母上『ほっといてください、買いませんので』
この時マジでくたばれクソばばぁと思いました。
大暴れしましたが、結局買ってはくれませんでした。
こそこそ作戦は失敗に終わりました。
ケチばばぁ強しですよ。
まさか、公衆の面前で母上が豹変するとは思いもよりませんでした。
それ以来、必ず事前申請を徹底しました。
この出来事は大人になった今でも鮮明に覚えています。
執念ぶけーな。
母親となった今では、その気持ち分からなくもないですが、
私は冷静に対処しようと思います。